吉野町シティプロモーション戦略

更新日:2025年02月03日

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「挑戦の地、吉野」~100年後に吉野をつなぐプロジェクト~

かつて吉野町の人口は2万人を超えていましたが、少子高齢化や人口減少の波を避けることができず、現在も急速に人口減少が進行しております。さらに、昨年4月に人口戦略会議から公表された資料では、「消滅可能性都市」の下位10自治体の1つとして位置づけられる結果となりました。
こうした状況を打破すべく、これまでにも様々な事業に取り組み一定の成果はでておりました。しかし、大幅な関係人口の創出には繋がらず、観光資源など町の魅力の豊富さが逆にリソースの分散を招き、各プロモーション事業の効果を十分に発揮できないという課題も浮き彫りになっています。
こうした課題をふまえ、この度吉野町としての新たな方向性を示すため「吉野町シティプロモーション戦略」を策定いたしました。

戦略の概要

吉野町には、修験道や金峯山寺に代表される「精神的背景」、南北朝時代に象徴される政治的、軍事的な対立に挑んできた歴史、さらには文学者に愛され、新たな表現や発想を生み出してきた豊かな文化があります。これら吉野町を構成する魅力や要素を束ね、このたび吉野町は「挑戦の地、吉野」としてブランディング及び施策展開を進めてまいります。
戦略立案にあたり、職員及び外部有識者による意見交換会を実施したところ、吉野町の課題として「すぐに住める空き家が少ない」という点があげられました。そこで本戦略では、第一段階として「町の発展を促進するための土台を整える施策」を実行し、その後「移住定住を促す施策」を展開するという方針といたしました。

 

第一段階の「町の発展を促進するための土台を整える施策」としては、吉野町への資金流入を促進するため、年々拡大している投資市場に着目し、「吉野町の空き家への投資」の呼び込みを図ります。第二段階の「移住・定住人口の獲得を狙う施策」については、関西の2府4県において、20代後半から30代にかけての女性労働力の落差が大きいという調査結果から、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できる環境を提供することで「女性の多様な生き方を後押しする吉野」というブランドイメージを確立していきます。

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