常設展示

更新日:2025年02月03日

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常設展の展示方針

吉野歴史資料館は、吉野町の歴史のご紹介とともに、宮滝地内にある宮滝遺跡についてご紹介している、情報の展示が中心の資料館です(展示品を見たい方には向かないかもしれません)。

吉野町には、壬申の乱や『万葉集』で知られる吉野宮跡地の宮滝遺跡、桜や南朝で知られる吉野山、仙人の伝説が伝わる龍門寺跡など、吉野町には様々なスポットやストーリーがのこります。

当館では、3つのエリアにわけて、上記にまつわる展示を行っております。吉野町の歴史の一端にふれていただき、吉野町散策を楽しんで頂くきっかけになりますと幸いです。

常設展のご案内

常設展コーナー1:吉野町の歴史

吉野町内の遺跡、文化財の分布図、縄文時代~近代までの各時代について、展示品とともに紹介しています。

【主な展示品・考古資料】
宮滝遺跡出土品(縄文・弥生・飛鳥・奈良・中世)
龍門寺跡出土品(奈良・中世)
吉野城跡採取品(古代~近代)

【主な展示品・民俗資料など】
吉野町内の山城の模型(成瀬氏作成・寄贈資料)
楠木正行辞世の句の拓本(原本は如意輪寺所蔵)
明治時代の大峰奥駈道の地図、上市の膳・肘掛け、
吉野紙関係の漉き道具など

展示室1

常設展コーナー全景

展示室1 部分

常設展コーナー部分

常設展コーナー2:宮滝遺跡と吉野宮・万葉集・壬申の乱

飛鳥時代に入ると宮滝には吉野宮が造営されました。この宮は、壬申の乱のはじまりの場所となったり、持統天皇が30回以上も訪れたことなどが記録にのこります。
このコーナーでは吉野をよんだ代表的な万葉歌や、壬申の乱の経路図などを展示しています。

吉野宮復元模型

吉野宮復元模型

人形劇

展示室内にある人形劇