クビアカツヤカミキリ

更新日:2025年10月22日

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クビアカツヤカミキリにご注意を!

クビアカツヤカミキリとは
サクラやモモ、ウメ、スモモなどのバラ科樹木に寄生し、幼虫が樹の内部を食べて枯らしてしまう外来のカミキリムシです。
日本では2012年に愛知県で最初の被害が確認されましたが、その後、埼玉県、徳島県、群馬県など10以上の都府県に侵入してサクラ並木や果樹園などに大きな被害をもたらしており、
2018年1月に「特定外来生物」※に指定されました。
※特定外来生物とは、外来生物(海外起源の外来種)であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、または及ぼすおそれのあるものの中から国で指定したもの。

 

被害拡大の防止に向けて
クビアカツヤカミキリによる被害拡大を防ぐためには、被害木を早期に発見し、対応することが重要です。
ご自宅の庭の木に被害がないか、定期的にご確認ください(4月から10月頃が被害に気付きやすい時期です)。

被害木の防除対策
基本的には、被害木の伐採や薬剤注入により防除を行います。
成虫の発生時期(6月から8月)については、被害木を発生源とした成虫の発生や拡散を防止するため、ネット巻きを行います。また、伐採を行う場合は、成虫発生時期を避けて行います。
詳細は、クビアカツヤカミキリ防除対策マニュアルをご確認ください。

(https://www.pref.nara.jp/secure/215490/2025_kakunin_manual.pdf)