地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)について

1.制度の概要

 企業版ふるさと納税は、国が認定した地方公共団体の地方創生プロジェクトに対して企業が寄附を行った場合に、法人関係税から税額控除される仕組みです。

 国はこの度、地方創生の更なる充実・強化に向けて、地方への資金の流れを飛躍的に高める観点から、令和2年度税制改正により、大幅に制度を見直しました。

 これにより、損金算入による軽減効果(寄附額の約3割)と合わせて、最大で寄附額の約9割が軽減され、実質的な企業の負担が約1割まで圧縮されるなど、より使いやすい仕組みとなりました。

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制度活用のイメージ

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※法人が、町の定めた地域再生計画に記載された「まち・ひと・しごと創生事業」に関連する寄附を行った場合に、課税の特例措置が受けられます。吉野町では、以下の計画が認定されています。

第2期吉野町まち・ひと・しごと創生推進計画.pdf


制度活用の留意事項

*本社(地方税法上の主たる事業所または事業所)が所在する地方公共団体への寄附については、本制度の対象とはなりません。

*1回当たり10万円以上の寄附が対象となります。

*寄附を行うこと代償として経済的な利益を受け取ることは禁止されています。


企業のメリット

○税制優遇(寄附額に対し最大9割の税軽減効果)を受けつつ、社会貢献をPRできる

○吉野町との新たなパートナーシップの構築や地域資源を活かした新事業展開の可能性がある

○吉野町のホームページ等で企業様をご紹介


■共通ベネフィット


10万円~100万円未満 100万円~200万円未満 200万円以上
吉野町HPへの掲載

吉野町広報誌への掲載

木製感謝状の贈呈
感謝状贈呈式の開催
プレスリリース
吉野町一般表彰への推薦

※寄附企業の意向により実施しない場合もあります。

※寄附対象事業によって看板への企業名掲載等その他ベネフィットが受けられる場合があります。詳しくはお問い合わせください。


2.寄附対象事業

国から認定を受けた地域再生計画「第2期吉野町まち・ひと・しごと創生推進計画.pdf」に記載のある事業が寄附の対象となります。

まずは担当課までご相談ください。


■吉野町まち・ひと・しごと創生推進事業

1.多様な連携や民間活力の利活用により、地域経済を活性化し、安定した雇用を創出する事業

「産官学金労言」による連携体制の構築を基本とし、歴史・文化・産業を掘り起こし、研きをかけ、世界に発信する魅力ある地域産業づくりに取り組みます。また、地域産業関連の起業・創業の意欲を高め、地域人材養成と人材招致により安定した雇用を創出するとともに、特に次世代を担う若者が働きたいと感じる職場環境の創出を図ります。

また、新しい生活様式が求められており、リモートワークやワーケーションなど、企業や個人の新しい価値観に応えられるよう、仕組や制度を構築するとともに、企業等との多様な連携によって吉野町の経済環境の好循環を目指します。

2.地域の中で安心して暮らし続けることができるまちづくり事業

「吉野町まちづくり基本条例」の基本理念及び基本原則に基づいたまちづくりを進め、町民一人ひとり居場所と役割を持ち、地域のなかで自分らしく生きることができる地域づくりを進めます。地域のつながりを強固なものとし、地域力を強化することで、人口減少や少子高齢化等に伴い深刻化する地域課題の解決につなげます。また、吉野の未来を担う子どもたちが、地元に対して郷土愛・愛着心を抱くよう、地域資源を守り後世に継承しながら、最大限に活用していきます。

3.結婚・出産・子育ての希望をかなえる事業

吉野の豊かな自然環境、恵まれた生活環境の中で、安心して子どもを生み、育てることのできる環境を整備することにより、子育て世代の集まるまちづくりを進めます。また、子育てと仕事の両立を支援することにより、女性が希望するキャリアを実現し、地域で輝ける体制を築きます。

4.新しい人の流れをつくり、ひとが集う、魅力的な地域をつくる事業

吉野の良さ・魅力・ライフスタイルに関して積極的な情報発信を行い、吉野での暮らしをリアルに感じてもらうことで、定住・移住の増加を図ります。

また、新しい生活様式によるリモートワークの増加を踏まえ、ワーケーションやに拠点居住といったニーズに対応していくことで、地域の多様な担い手として「関係人口」の創出を目指します。


特に寄附を募集している事業

吉野宮滝万葉整備プロジェクト

令和4(2022)年は壬申の乱から1350年。吉野町宮滝は大海人皇子が挙兵した地です。この地には斉明天皇がお造りになり、聖武天皇まで行幸のあった離宮「吉野宮」の跡地(宮滝遺跡)があります。この遺跡を「(仮称)吉野宮滝万葉公園」として整備します。


プロジェクトの紹介を動画にしています。動画は約4分半となっています。下のURLをクリックして、ぜひご覧ください。

<動画紹介ページ>

https://movie.cpriver.jp/yoshino_cho/

<YouTube>

https://www.youtube.com/watch?v=ABCwihU49nQ


吉野宮滝万葉夢ロード整備事業

(仮称)吉野宮滝万葉公園整備に併せて、中荘地区自治協議会と協働で「いにしえの人が愛した万葉の郷」を遊歩道で結ぶ、万葉夢ロードの整備を計画しています。

吉野川の景色を眺望できる散策ルートや「夢のわだ」を眺めるスポットの整備を進めることで、遺跡公園とともに楽しんでいただけるような場所の整備を進めていきます。


詳しくは下記パンフレットをご覧ください。

万葉夢ロードパンフレット(おもて).pdf

万葉夢ロードパンフレット(うら).pdf


よしのこども園改修事業

令和6年度より一園化となり、よしのこども園があらたにスタートしました。現園舎は建築から40年以上経過しているため、吉野の木を使った保育室整備のための木質化改修、また老朽化に伴う給食調理室やトイレ等設備の改修など、これからの園運営にあたり課題解決につなげる改修を行います。


シティプロモーション推進事業

「選ばれるまち吉野町」の実現に向け、デジタルマーケティングを実践し、移住や観光などの各分野の垣根を越えた関係人口拡大施策を行います。また、デジタルプラットフォームを活用したプロモーションを行い、関係人口の関わり度合いに応じたイベントを開催することで、さらなる関係人口の創出を図ります。


3.寄附手続きの流れ

1.寄附の申し出

寄附申出書に必要事項をご記入いただき、郵送、メールまたはFAXにてご提出ください。

(Excel)寄附申出書.xlsx  (PDF)寄附申出書.pdf


2.寄附金の納付

寄附申出書の受理後、寄附対象事業の事業費が確定次第、吉野町から企業様に振込依頼書及び納付書をお送りいたしますので、納付をお願いいたします。


3.受領書の交付

ご入金を確認次第、「受領書」をお送りいたします。

※受領書は確定申告を行う際に必要になりますので、大切に保管してください。


4.税の申告手続き

受領書に基づき、地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)である旨を申告し、税額控除を受けてください。

  

4.ご寄附をいただいた企業のご紹介

本事業にご寄附をいただいた企業を紹介します。(公開についてご了承いただいた企業のみ掲載しています。)

令和6年度事業

企業名 本社所在地 寄附額
オペレーションジャパン株式会社 大阪府大阪市中央区西心斎橋1-12-21 心斎橋サムティビル1F 非公表
関西クリーンサービス 奈良県奈良市西大寺赤田町1-4-6 A-LIFEビル 非公表
株式会社高木包装 奈良県葛城市薑74番地2 500,000円

大同薬品工業株式会社

奈良県葛城市新村214番地1 500,000円
株式会社南都銀行 奈良県奈良市橋本町16 非公表


令和5年度事業

企業名 本社所在地 寄附額
医療法人平治会 奈良県橿原市上品寺町528 2,000,000円
株式会社丸和不動産 奈良県奈良市西大寺本町1-6 非公表
東武トップツアーズ株式会社 東京都墨田区押上一丁目1番2号 3,000,000円
株式会社SO-TA 東京都渋谷区神宮前1丁目20番14-201号 1,000,000円


令和4年度事業

企業名 本社所在地 寄附額
JESCOホールディングス株式会社 東京都新宿区新宿2-1-9 JESCO新宿御苑ビル8階 非公表


令和3年度事業

企業名
本社所在地
寄附額
株式会社 森下組  
奈良県吉野郡大淀町桧垣本1589 
10,000,000円


令和2年度事業

企業名 本社所在地 寄附額
シンコー建材株式会社 大阪府吹田市南吹田1丁目4番21号 1,000,000円
ヒカリ株式会社 神奈川県小田原市根府川625-7 2,000,000円

お問い合わせ先

吉野町役場 政策戦略課
〒639-3192 奈良県吉野郡吉野町大字上市80番地の1
TEL:TEL:(0746)32-3081 (0746)39-9071 [IP直通電話]
FAX:FAX:(0746)32-8855
Mail:seisaku@town.yoshino.lg.jp