伝統文化親子教室

1.補助金の概要  

伝統文化親子教室は、子供たちに日本の伝統文化を学ぶ教室・講座の開催や、その成果発表会(地域で開催される行事等へ参加など含む)に補助がでる、文化庁の事業です。教室の内容は、以下の留意点が守られていれば、応募される団体の方で自由に決めていただけます。


開催場所について

公共施設など、伝統文化を学ぶのにふさわしい施設で行ってください。


開催時間・時期について

・平日に行う場合は、子供たちが参加しやすい時間帯(放課後など)に開催してください。または、週末、夏休み等を利用して開催してください。

※学校の授業時間中に開催したり、学校の授業・行事の一環として教室を開くことはできません。


実施期間について

・補助金採択通知を受けた日にち以降、令和5131日までの間で、教室・講座や発表会を開催してください。それ以外の日にちに開催した教室・講座や、発表会については、補助金の対象とはなりません。

※補助金採択通知とは、補助金の申請書をだしていただいた後、令和4年4月末日頃に申請者の手元に届く、「補助金の申請が採択されたことを記した通知書」のことです。


補助金の対象となる教室・講座の留意点

教室・講座を開催する場合は、次の点を守ってください。 ※守られていない場合は、補助金を受けることができません。

①参加対象

原則、小学校1年生から中学校3年生が対象

※教室の内容によっては、幼児や高校生も参加できます。親の同伴も可能です。ただし、小学校1年生~中学校3年正の参加者がいない教室は、補助金の対象となりません。


②参加人数

原則、10人以上(親(同伴者)を除く) ※やむを得ない事情により10人以上の規模で行うことが出来ない場合は、任意の様式で理由書を提出してください。


③教室1回あたりの時間

45分程度を目安


④教室開催回数

5回以上(上限なし)


⑤開催日

3日以上(上限なし)


⑥参加費や会費

可能な限り、教室に必要な材料費(参加者が使う分)のみにしてください。参加費等がないと教室が開催できない場合は、徴収しても問題ありませんが、指導者への謝金(月謝など)を目的として徴収することはできません。


【備考】

・子どもたちがケガをしたり、事故にあったり、熱中症などにならないよう、十分に配慮してください。

・スポーツ安全保険(文化活動も対象)等への加入を推奨します。

・新型コロナウイルス感染症の感染が拡大しないよう、安全確保に細心の注意を払い、感染拡大防止に万全を期してください。

・指導者に段位や資格が必要な講座の場合は、指導者は資格をもっている必要があります。(資格を確認する場合があります)

※教室参加者以外の者も参加する発表会や行事等自体の開催・運営に係る経費は事業の対象となりません。

(当該発表会や行事等へ参加することは可能です)。

2.補助対象とならない伝統文化など

①本事業の趣旨に合わないもの

運動、現代演劇、合唱、実験、図工、素読、脳トレ、朗読、観光ガイド育成、 野外活動(遠足、社会科見学)、段位認定審査会に係る教室、発表会・大会のみ実施、むかしあそびのみの開催など


②外国由来または戦後に普及したもの

バルーンアート、よさこいソーランなど


③最近つくられたもの

浦安の舞、絵手紙・絵はがき、親守詩、かるた作成、カレンダー作り、創作ダンスなど


④地域に関係のないもの

阿波踊り(実施場所が徳島県以外)、エイサー(実施場所が沖縄県以外)、 津軽の手踊り(実施場所が青森県以外)


⑤その来歴から、日本伝統といえないもの

唱歌(しょうか)、手芸(和裁を除く)、大正琴、文化琴など


⑥計画に実行性・有効性がない教室

1日の中で休み時間などなく複数分野の教室を開催する、など


※くわしくは、文化庁のHPhttp://www.oyakokyoshitsu.jp/index.html)で紹介されています。



3.申請できる補助金の上限金額・補助金のお支払い時期

【補助金の上限額】

教室・講座の参加人数によって異なります。1019人の教室であれば、30万円、2029人の教室であれば35万円など。詳細は専用HPの「各種様式ダウンロード」ページにある募集要項をご確認ください。


【支払いの時期など】

原則、事業完了後に事業者(応募団体)から提出していただく実績報告書の内容を最終審査として審査し、実際に事業に要した経費の額が確定した後、事業者(応募団体)に支払います。したがって、委託経費が支払われるまでは、事業に要する経費は、原則、事業者(応募団体)で立て替えてください。

※振込口座は、原則、団体名義のものとしてください。(個人名義の口座は、個人の入金・出金と委託経費 の入金・出金の区別が難しく、トラブルの原因となるため。)


4.補助金の申請などをされる場合は

専用HPhttp://www.oyakokyoshitsu.jp/jigyo/r4-kyoshitsu.html)から様式などを入手していただき、吉野町役場産業観光課までご提出ください。なお、申請の書類は奈良県庁に1210日までに吉野町役場から届ける必要があるため、128日頃までにはご提出いただきますよう、お願いします。