吉野町地域おこし協力隊
はじめまして、吉野町地域おこし協力隊です!
地域おこし協力隊とは、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に誘致し、その定住・定着を図ることで、都市住民が自然環境や歴史・文化等に恵まれた地方に対する注目・ニーズに応えつつ、地域力の維持・強化を図ることを目的とする取り組みを指し、各種の地域協力活動に携わるメンバーのことであり、総務省所管の事業です。
地域おこし協力隊 メンバープロフィール
藤井麻代(ふじいまよ)
2015年5月から地域おこし協力隊として吉野ビジターズビューロで旅行業・観光振興に携わっています。
出身は東京都三鷹市、前職は上高地や尾瀬で観光客や登山者へ自然情報提供や自然ガイドをしていました。
前職では春から秋は山、冬は東京で働くというスタイルでしたがそのうちに田舎で一年中過ごしてみたいという気持ちが芽生え、できるなら住んだことのない関西に住みたいと吉野町にやってきました。
田舎の緑豊かで山登りにすぐに行ける環境も、都会とは違う文化も好きですし、都会の便利さや先端のカルチャーが近くにある刺激も好きです。
吉野の都会との距離感は、田舎に住みたい都会人にとってはとても魅力的です。
ほとんど吉野のことを知らずにほぼ好奇心だけで飛び込んでしまいましたが、受け入れて下さった職場や地域の方々にとても感謝しています。都市と田舎、どちらも軸にしながら吉野とずっと関わっていけるよう、活動していきます。
安田一聡(やすだかずとし)
今年の7月から活動を始めました。教育委員会に所属し、吉野中学校で活動させていただいています。
授業時間中は、1年生の授業に入って、授業についていきにくい生徒のサポートをしています。放課後は学習会を開き、生徒の勉強のお手伝いをさせてもらっています。
中学校は若い先生が多く、明るくさわやかな雰囲気です。子どもたちはとても純粋で、みんないい表情をしています。5年前に建て替えられた校舎は、内装に吉野杉が使われていて、とてもきれいで、気持ち良く働かせてもらっています。
将来の吉野町を担う子どもたちの力になれるよう、微力ながらお手伝いしていきたいと思います。
長谷政和(はせまさかず)
吉野生まれ吉野育ち。大学時代に奈良を出て京都へ。卒業と同時に出てきた東京で7年を過ごし、2015年6月から地域おこし協力隊として吉野町に帰ってきました。
吉野は田舎です。特に私が育った国栖という集落は四方が山で、その山の距離がとても近いと感じる場所に存在しています。若者が喜ぶ文化や娯楽施設はありません。あるのは杉の木だけ。青年期はそれがイヤで都市部に出ていったわけですが、それは吉野のことを知らなかったからだと気がつきました。
吉野はとにかく歴史的な観光資源が豊かです。これほど長い年代の歴史を包含している観光地はそうはないと思うぐらいたくさんあります。ただあまりにもありすぎて、なんだかそれぞれが目立たなくなっている気がします。
吉野=桜は切り離せませんが、やはり奈良は歴史を知ってこそ楽しめる場所だと思います。吉野に生まれ育ったからといって地元のことが詳しいとは限りません。ですから町内の人も町外の人も、まずは吉野を知るところからはじめましょう。そのためのテクストをうまく編集し、しかるべき方々に発信し届けていきたいと考えています。
山本 宗(やまもとしゅう)
兵庫県丹波市出身。5月より吉野町でお世話になっております。
空き家や古民家の活用に携わりたく地域おこし協力隊に応募しました。
各地で例に漏れず空き家が増えておりその状況を見ているので、活用に関するスキルを身に付けていきたいです。
不動産や建築の知識もまだまだですが、今年26歳であり若さを生かし頑張ります。宜しくお願い致します。
山本訓弘(やまもとくにひろ)
2014年4月に地域おこし協力隊として着任しました。
大阪市出身ですが、大学入学と同時に東京に行き、以来24年間東京で住んでいました。前職はゲームソフトウェアの開発会社で仕事をしておりました。 公共政策について大学院で学んだあと、吉野町に来ました。
普段は吉野ビジターズビューローで観光業に従事しております。
観光事業をする のは初めてなのですが、試行錯誤でやっていきたいと思います。吉野は大阪からも近く、京都からもアクセスが良いので、交流人口を増やしていくような施策を試みたい思っております。
吉野は観光資源も豊富にあり、橿原や桜井からも近いので、どうやって近隣自治体との協力を得た取り組みを実現できればと思います。
また近年増加している外国人観光客を、どうやって吉野に足を運んでいただくようにするかをやってみたいと思います。
みなさま、今後共よろしくお願いいたします。
古賀文子(こがあやこ)
大阪府茨木市出身ですが、初めてのドライブは10年前、ちょうど世界遺産に登録されたばかりの吉野山でした。
世界遺産登録十周年を迎えるこの年から吉野の地で勤務させていただくことになり、不思議なご縁を感じております。
沖縄のリゾートホテル勤務を経た後、奈良市内のホテルで6年余り勤務しておりました。その頃から吉野が好きで、世界遺産・金峯山寺さんとのコラボ宿泊プランやコラボテディベア「くまぶしくん」などを企画して、お客様に吉野の魅力をお伝えすることに励んでまいりました。
また、奈良県「記紀・万葉プロジェクト」連動の企画でも、古事記や万葉集ゆかりのスポットを入れた奈良県のマップを作成することにも携わりました。
それらの経験や語学力を活かし、吉野の魅力を国内外に発信し、何度でも足を運んでいただける観光地作りに貢献したいと考えておりますので、何卒よろしくお願いいたします。
近藤大貴(こんどうひろたか)
福井県越前市出身。
趣味は音楽を聴いたり、演奏したりすることです。
2015年6月より吉野町に移住し、自然あふれる町内でゆったりと暮らしながらお仕事させていただいております。
住んで間もないですが、7.8年都会に住んでいた僕にとっては、田舎での住みやすさが懐かしく、心地よいです。
吉野町がより元気な街になるように頑張ります!!
徳永拓(とくながたく)
2015年4月より、吉野町地域おこし協力隊となりました。
私の担当は「木工・木育」です。以前は奈良県立高等技術専門校・家具工芸科にて、木材加工を学んでおりました。さらにその前はサラリーマンをしていましたが、どうしても木に関わって生きていきたいという気持ちが強くなりすぎて脱サラしてしまいました。
「木」は私たちの遥か古代の祖先が初めて枝を拾って高い木の上に生る果物を採取して以来、人類の文明の発展に事欠かせない究極のパートナーとして生活を支えてくれているのではないでしょうか。
現在、私たちが何気なく消費している「空気や飲み水」はどこからやってくるのでしょうか。私は吉野町に来て「木に生かされ、人と生き、時間に気づく」事が出来ました。私には小さな力しかありませんがそれでも「木」を通じて、今いてくれている周りの人や50年後に生きる人の小さな幸せに繋がるような、そんな活動をしていきます。