名所・施設一覧
名所・施設一覧
- 国栖奏(翁の舞)(くずそう(おきなのまい))
国栖・中荘エリア毎年旧正月14日に、天武天皇をまつる浄見原神社に奉納される典雅な舞楽。1760年前、応神天皇が吉野の宮に行幸されたとき、国栖人が一夜酒をつくり歌舞を奏して天皇を慰めた故事にはじまるといわれます。 壬申...
- 菜摘(なつみ)
国栖・中荘エリア宮滝の上流にある、万葉人が歌に詠んだ里。吉野川の美しい清流はこのあたりで湾曲し、河原が広々しているので水遊びすることもできます。また、谷崎潤一郎の名作、『吉野葛』にも登場します。 ...
- 象の小川(きさのおがわ)
国栖・中荘エリア喜佐谷の杉木立のなかを流れる渓流で、やまとの水31選のひとつ。吉野山の青根ヶ峰や水分神社の山あいに水源をもつ流れがこの川となって、吉野川に注ぎます。万葉集の歌人、大伴旅人もその清々しさを歌に詠んでいま...
- 吉野歴史資料館(よしのれきししりょうかん)
国栖・中荘エリア宮滝遺跡から出土した縄文・弥生の遺物や天武・持統天皇が度々訪れた吉野の宮に関する展示を行い、吉野の歩みと文化をも学ぶことができる町営施設。 また、施設から見る「青根が峯」「象山」「三船山」の眺望が美し...
- 宮滝遺跡(みやたきいせき)
国栖・中荘エリアこのあたりの吉野川の両岸は巨岩奇石でおおわれ、水の流れはエメラルド色。付近から縄文時代以降の遺構・遺品が出土しています。 天武・持統天皇がたびたび訪れた吉野の宮跡といわれ、近年、それを裏付ける建物跡の...
- 妹山樹叢(天然記念物)(いもやまじゅそう)
龍門・中竜門エリア妹山は吉野川の右岸に面し、旧伊勢街道と東熊野街道の分岐点にある、標高249mのこんもりとした山で、黒雲母・絹雲母千枚岩・石英片岩などの石からなり、全山照葉樹の原生林におおわれています。 この樹叢は19...
- 吉野運動公園(よしのうんどうこうえん)
龍門・中竜門エリア総合体育館を中心に本格的な陸上競技場、野球場、テニスコート、ゲートボール場、サイクリングロードなどの施設が充実。児童公園や憩いの場もあります。 ...
- 津風呂湖(つぶろこ)
龍門・中竜門エリア1963(昭和38)年に津風呂川をせきとめて造られた周囲32km、広さ150haの灌漑用ダムや湖では、ボート遊び、魚釣り又、湖畔でハイキング、サイクリング、温泉も楽しめ、湖面に映る景色もまた美しいです...
- 吉野川(よしのがわ)
上市・吉野エリア大台ケ原から発し、深い渕や早瀬とさまを変えながら町を流れる清流。 姿も味もよい桜鮎で有名です。解禁になると釣り人の姿があちこちに見られます。 ...
- 苔清水(こけしみず)
吉野山エリア西行庵の近くには、「とくとくと落つる岩間の苔清水汲みほすまでもなき住居かな」と西行が詠み、芭蕉が句に詠じた苔清水がいまも清らかに澄んでいます。やまとの水31選のひとつにも選ばれています。...
- 西行庵(さいぎょうあん)
吉野山エリア山上ヶ岳への道をそれ、谷筋を下ると小さな台地が開け、西行がしばらく隠棲したといわれる西行庵があります。付近は奥千本で桜のころはもとより新緑、紅葉がとても美しい。 ...
- 金峯神社(きんぷじんじゃ)
吉野山エリア奥千本に、杉や桜の老樹におおわれて鎮座する古社。祭神は吉野山の地主神、金山毘古命。 中世以降は修験道の修行場で、藤原道長も祈願したと『栄華物語』に記されています。国宝・藤原道長の経筒を収蔵(京都国立博...
- 高城山(たかぎやま)
吉野山エリア標高702m、大塔宮が吉野で挙兵された際、奥の詰城になったところ。現在は休憩所が整備され、吉野連山の眺めが楽しめます。...
- 花矢倉(はなやぐら)
吉野山エリア獅子尾坂をのぼりつめたところにある吉野一の展望台。眼下に上千本、中千本、蔵王堂を見下ろせ、金剛・葛城・二上山を遠望できます。義経の忠臣、佐藤忠信がこのあたりで敵を防いだと伝わります。 ...
- 火見櫓(ひのみやぐら)
吉野山エリア猿引坂の右上の台地を火の見櫓といっていますが、元弘(1333年)の戦の折、ここで「のろし」を上げたり、吉野山の各所を見張るところとして大切な役目を果したのだろうと思われます。...
- 竹林院(ちくりんいん)
吉野山エリア聖徳太子の創建と伝わる寺院で、格調高い宿坊としても有名。護摩堂に安置されている聖徳太子坐像は南北朝時代の作。 庭園の群芳園は千利休が作庭し、細川幽斎が改修したといわれています。吉野山西側をのぞむ池泉回...
- 喜蔵院(きぞういん)
吉野山エリア宮坂をのぼりつめて左手にある宿坊(ユースホステルを併設)。修験道本山派、京都の聖護院の一院。 江戸時代中期には由井正雪の乱の疑いを受けた儒者熊沢藩山が潜居したといい、玄関前に歌碑があります。 また36...
- 後醍醐天皇塔尾陵(ごだいごてんのうとうのおのみささぎ)
吉野山エリア後醍醐天皇の御陵で、如意輪寺の裏山にあります。あたりは杉や桧の美林におおわれて清々しい雰囲気。 この山陵は円墳ですが、天皇の悲願を伝え、北の京都の方を正面として築かれています。 ...
- 如意輪寺(にょいりんじ)
吉野山エリア創建は901~22(延喜年間)年と伝えられています。1336(延元元)年、後醍醐天皇の勅願寺とされた寺。 天皇没後、楠木正行が大阪四条畷の戦いに出陣前、鏃で記した辞世の歌が堂の扉(宝物殿に保存)に残り...
- 村上義隆の墓(むらかみよしたかのはか)
吉野山エリア義隆は大塔宮が熊野へ逃れられる際、父義光が敵を制す間にここでしんがりをつとめ18歳で討死。墓は1870(明治3)年に立てられたものです。...