平成25年度決算等

平成25年度一般会計決算の概要

9月議会において、吉野町の平成25年度歳入歳出決算が認定されましたので、決算の概要についてお知らせします。
平成25年度決算については、歳入総額は前年度比2億7,304万円(4.99%)増の57億4,140万円、歳出総額は前年度比3億5,437万1千円(7.07%)増の53億6,305万9千円となりました。
このように決算規模が前年度に比べ大きくなった要因は、歳出については平成24年度の国の補正予算に対応した経済対策事業として道路の改良や、吉野中央公民館、吉野運動公園の耐震化などの事業を実施したためです。一方、歳入についてもこれらの経済対策事業実施に伴い国庫補助金、地方債が増加し、さらに当該事業の地方負担額に対して地域の元気臨時交付金などが交付されたためです。

【総括】(単位:千円)
年度 歳入総額 歳出総額 差引 繰越す財源 実質収支
平成25年度 5,741,400 5,363,059 378,341 163,171 215,170
平成24年度 5,468,360 5,008,688 459,672 80,255 379,417
【歳入】(単位:千円、%)
科目 決算額 決算構成比 科目 決算額 決算構成比
町税 754,641 13.14 分担金及び
負担金
34,057 0.59
地方譲与税 50,886
0.89
使用料及び
手数料
109,459 1.91
利子割交付金 2,683 0.05 国庫支出金 479,335 8.35
配当割交付金 5,549 0.10 県支出金 359,138 6.25
株式等譲渡
所得割交付金
9,030 0.16 財産収入 13,943 0.24
地方消費税
交付金
82,423 1.43 寄付金 38,420 0.67
ゴルフ場利用税
交付金
29,149 0.51 繰入金 48,096 0.84
自動車取得税
交付金
15,135 0.26 繰越金 459,672 8.01
地方特例交付金 544 0.01 諸収入 73,604 1.28
地方交付税 2,632,400 45.85 町債 542,100 9.44
交通安全対策
特別交付金
1,136 0.02 合 計 5,741,400
100.00
【歳出】(単位:千円、%)
目的別区分 性質別区分
科目 決算額 決算構成比 科目 決算額 決算構成比
議会費 82,812
1.55
人件費 1,037,293
19.34
総務費 895,562
16.70
物件費 754,438
14.07
民生費 967,039 18.03 維持補修費 11,230
0.21
衛生費 947,282
17.66
扶助費 281,936
5.26
労働費 94,346 1.76 補助費等 1,108,905
20.68
農林水産業費 175,170 3.27 普通建設事業費 606,348
11.30
商工観光費 120,748 2.25 災害復旧事業費 58,514
1.09
土木費 566,017
10.55
公債費 645,865
12.04
消防費 287,205
5.36
積立金 205,280
3.83
教育費 522,499
9.74
投資及び出資金 0
0.00
災害復旧費 58,514 1.09 貸付金 0
0.00
公債費 645,865 12.04 繰出金 653,250
12.18
合 計 5,363,059 100.00 合 計 5,363,059
100.00

*目的別・性質別区分の決算額は、平成25年度地方財政状況調査によるものです。

特別会計決算

平成25年度の特別会計の決算概要は下表のとおりです。(単位:千円)

会計の名称 歳入総額 歳出総額 実質収支
国民健康保険特別会計 1,361,396 1,320,947 40,449
簡易水道事業特別会計 317,166 276,168 40,998
下水道事業特別会計 271,027 271,027 0
農業集落排水事業特別会計 33,243 25,358 7,885
介護保険特別会計(A+B) 1,119,004 1,117,730 1,274
うち保険事業勘定(A) 1,114,754 1,113,480 1,274
うちサービス事業勘定(B) 4,250 4,250 0
後期高齢者医療特別会計
142,471 142,223 248

【企業会計決算】

平成25年度の公営企業の決算状況は下表のとおりです。(単位:千円)

会計の名称 区分 収入 支出
水道事業特別会計 収益的 176,447 168,733
資本的 12,669 86,536
病院事業特別会計 収益的 1,453,713 1,425,123
資本的 31,680 100,621

町債の現在高

平成25年度末の各会計別の町債の現在高(末償還元金)は、下表のとおりです。(単位:千円)

会計の名称
H25年度末
H24年度末
一般会計
4,924,199
4,965,541
特別会計
簡易水道事業
690,442
643,372
下水道事業
2,295,438
2,385,710
農業集落排水事業
207,870
216,455
公営企業会計
水道事業
1,132,075
1,206,114
病院事業
1,125,711
1,214,163
10,375,735
10,631,355

基金の残高

平成25年度末における各基金の残高は、下表のとおりです。(単位:千円)

基金の名称 H25年度末 H24年度末
財政調整基金 692,366 655,764
減債基金 355,511 360,898
その他の基金 490,208 364,240
国民健康保険特別会計財政調整基金 106,484 165,957
介護保険特別会計財政調整基金 94,042 85,388
簡易水道事業会計財政調整基金 89,984 84,270
農業集落排水事業特別会計財政調整基金 12,563 12,541
土地開発基金(現金) 33,829 33,770
1,874,987
1,762,828
吉野町の財政状況を示す指標について

平成25年度決算時(括弧内は昨年度値を示しています。)

財政力指数:0.25《H24:0.25,H23:0.26,H22:0.25》

町の財政力を判断する指標です。
この数値が1を超えるほど財源に余裕があるとされています。(指数値は、決算年度を含め3ヶ年の平均値)

経常収支比率:97.0%《H24:95.5%,H23:93.8%,H22:88.8%》

人件費、公債費等の経常的な経費に、町税地方交付税等を主にする経常的な一般財源収入が充当されている割合を示します。この値が大きくなればなるほど、新たなニーズに対応する余地がなくなり、財政の弾力性が失われているとされています。

「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」(平成19年6月22日公布)による健全化判断比率等の状況

実質赤字比率、連結実質赤字比率については、平成24年度につづき普通会計及び全特別会計の赤字額から黒字額を引いた額が黒字決算となったため、「―」と記載しています。
実質公債費比率については、9.7%となり昨年度数値と比較すると1.2%減少(改善)しました。
将来負担比率については、73.0%となり昨年度数値と比較すると16.7%減少(改善)しました。

(単位 %)

H25決算時
---
---
9.7
73.0
H24決算時
---
---
10.9
89.7
H23決算時
---
---
12.3
97.8
H22決算時
---
---
12.5
96.7
H21決算時
---
---
13.6
129.9
H20決算時
---
---
15.4
164.2
H19決算時
---
---
17.2
151.4
財政再生基準
(15.00)
(20.00)
(25.0)
(350.0)
公営企業会計名 資金不足比率 経営健全化基準
H19決算時~
H25決算時
水道事業 --- (20.00)
H19決算時~
H25決算時
病院事業 --- (20.00)
H19決算時~
H25決算時
簡易水道事業 --- (20.00)
H19決算時~
H25決算時
下水道事業 --- (20.00)
H19決算時~
H25決算時
農業集落排水事業 --- (20.00)

(備考)

  1. 実質赤字額又は連結実質赤字額がないため、「---」と記載しています。
  2. 資金収支不足がないため、「---」と記載しています。
  3. 吉野町の早期健全化基準を括弧内に記載しています。
    *早期健全化基準とは、地方公共団体が財政収支の著しい不均衡その他の財政状況の著しい悪化により自主的な財政の健全化を図ることが困難な状況において、計画 的にその財政の健全化を図るべき基準として、国が定めた基準のことです。

詳しくは、下記PDF資料をご覧ください。

お問い合わせ先

吉野町役場 総務課
〒639-3192 奈良県吉野郡吉野町大字上市80番地の1
TEL:(0746)32-3081 (0746)39-9071 [IP直通電話]
FAX:(0746)32-8855
Mail:kaikei@town.yoshino.lg.jp