平成23年第3回 吉野町議会臨時会会議録(会期1日間)
 
 
平成23年第3回 吉野町議会臨時会会議録(第1日目)
 
1.
招集年月日
平成23年10月21日
       
2.
招 集 場 所
吉野町議会議場
       
3.
開 会 時 刻
10月21日    午前10時開会
       
4.
応 招 議 員
1番
小 泉
2番
中 井
章 太
3番
上 滝
義 平
4番
野 木
康 司
5番
山 本
隆 敏
7番
松 本
義 昭
8番
藪 坂
眞 佐
9番
浜 田
浜 田
10番
中 西
利 彦
11番
西 澤
巧 平
                             
5.
不応招議員
12番
山 口
満 晃
                             
6.
出 席 議 員
応招議員に同じ
                     
7.
欠 席 議 員
12番
山 口
満 晃
                             
8.
地方自治法第121条の規定により、説明のため会議に出席した者の職、氏名
町       長
  北 岡   篤
副   町   長
小 松
教  育   長  
上 平  喜 英
総 務 参 事
大 北
雅 祥
住 民 参 事  
西 島  通 宏
地域振興参事
山 田
芳 雄
観光特命参事  
山 本  茂 之
医療福祉参事
田 中
敏 雄
水 環 境 参事  
吉 岡  正 弘
教 育 次 長
表 谷
充 康
                 
9.
本会議に職務のため出席した者の職、氏名
局       長  
岡 本  克 也
主       査
 
香 織
 
                 
10.
 議事日程              
 日程1 会議録署名議員の指名について
 日程2  会期の決定について
   日程3 議第45号 平成23年度吉野町一般会計補正予算(案)第5号について
     
11.
 本日の会議に付した事件            
    議事日程に同じ            
               
12.
 議事の経過は次のとおり            
               
西 澤 議 長
  ただ今の出席議員総数は10名でございます。
  定足数に達しておりますので、これより平成23年第3回吉野町議会臨時会を開会いたします。
  本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。
   
西 澤 議 長
  日程1 会議録署名議員の指名について
  会議規則第120条の規定により議長より指名いたします。
  5番 山本議員  7番 松本議員を指名いたします。
 
  日程2 会期の決定についておはかりいたします。
  本臨時会の会期は本日一日限りにいたしたいと思いますが、これに異議ございませんか。
          ( 「異議なし」の声あり )


  異議なしと認めます。
  よって本臨時会の会期は本日一日限りと決定いたしました。
  開会にあたり、町長よりご挨拶をお願いいたします。

   
北 岡 町 長
  開会にあたりまして一言ご挨拶申し上げます。まずは、平成23年第3回吉野町議会臨時会を招集いたしましたところ、ほとんどの方にご出席いただきまして、誠にありがとうございます。
  本臨時会は、一般会計補正予算第5号の案件でございまして、台風12号による災害が起こりましたが、その災害の復興のための補正予算でございます。慎重審議をよろしくお願い申し上げます。
  また、この際でございますので行政報告をさせていただきます。9月10日、佐竹台スマイルプロジェクトというのがございます。これは、吹田市の佐竹台地区、千里レオタウンの中の一角でございますが、その佐竹台地区のコミュニティセンターのようなところに木材を使おうということで、吉野町の業者の方々が多数参加いただき、そこに参加させていただきました。吹田市長も来られまして、50年を迎えるというニュータウンの中での、なかなかのスポットでございました。こういうような形がもっと広まらないかなと。あるいは、吹田市とこれからの連携がとれないのかなということを思いながら参加させていただきました。11日、第1回よしのCM大賞審査会というのがございました。これは、吉野青年会議所が40周年を記念してされました事業でございまして、吉野のCMを作っていただということで、30秒という短い時間の中でどれだけのことを表現できるかということを募集されまして、かなり内容の濃いものでございました。CMを作るには、知らなきゃいけないし、それをどう表現するかということで、普段の我々のプレゼンテーションがいまいちというような責任もございますので、そういうことにも役立つのかなと行って見てまいりました。大賞には、「割箸は うまい!」という、吉野の割箸を売っていただきました、吉野町の方の作品が大賞をいただきました。こういう催しが続けばいいなと思っております。同じく同日に、「3.11 A Sense of Home Films」金峯山寺奉納野外上映会というのがございまして、これは、河瀬直美さんが東日本の災害に対しまして、復興を支援するための映画を撮ろうということで、世界中の映画監督に呼びかけて、3分11秒の短編を集めたものでございます。これの初上映が金峯山寺の境内で行われるということで、吉野からそういう発信をさせていただきました。9月14、15日と敬老訪問をさせていただきました。今年は、米寿の方が73名、100歳を迎えられた方が6名いらっしゃいました。私も就任してこれが4回目でございますが、年々お会いする方々がお元気になられますので、長寿でお元気でありがたいかなと思っております。これからの楽しい明るい老後を迎えられるように、試行錯誤していかなければならないなと思っておるところでございます。9月24日、吉野うまいもん市と吉野木工展ということで、これは、郡山のイオンにおきまして、商工会の方々がうまいもん市あるいは木工展を開催されました。それを拝見しに行ってまいりました。色んな催しものをイオンでされるわけでございますが、その中でもわりと成績のよかったイベントであるとお褒めをいただきました。大変好評であったということでございまして、郡山で何回か開催していこうということと、これをほかのお店にも広げられないかというふうな話をいただいたところでございます。飛びまして、28日、「桜会」懇親会ということでございまして、これは、吉野山観光協会の方々と近畿日本鉄道の社長以下の方々の懇親会でございまして、この席で来年が近鉄吉野線100周年にあたるということで、結構、企画の方々とか例年よりたくさんの方々が来られておりまして、私どもも気づかなかったことでございますが、これを機会に来年は近鉄吉野線100周年というふうなこととの、我々もコラボレーションしていかなければならないなと思っておるところでございます。続きまして、9月29日岩手県平泉町観光協会との懇親会ということで、今年世界遺産になりました平泉のほうから、町の観光協会の方々と町の職員の方々が来られまして、平泉というのは、義経、弁慶のゆかりもございますが、西行法師、またそれを慕った芭蕉ということで、吉野とは非常に関連がある地域でございます。その中で、西行法師が吉野山かと思ったくらい桜のきれいな束稲山というのがむこうにあったそうで、その復活をしようと、桜を植えたいということで、吉野のほうに調査、勉強に来られたところでございます。これを受けまして、来週には私と前町長、山本参事と3人で平泉のイベントに参加させていただいて、今後桜を通じて、あるいは世界遺産同士ということでの交流を深めてまいりたいなと思っておるところでございます。10月3日、虎ノ門「森バール」観光と物産展ということで、皆様方には「森カフェ」という名前で、この夏に見学いただきました。震災後の色んなことがありまして、コンビニエンスが入ったりということで、これが、「森カフェ」が「森バール」という名前になり、また一角に「セブンイレブン」が入るというかたちになっておりまして、セブンイレブンの中では吉野の物産を売るコーナーもつくっていただいておりますし、今後、物販というよりは情報発信の基地としてどう活用していくかということを改めて考え直さないといけないなと思っておるところでございます。また、色んなお知恵をいただきたいなと思っております。続きまして10月8日9日と、吉野芸能祭2011ということで、これは、金峯山寺蔵王堂の境内で歌舞伎をしていただきました。これは県のほうの事業で、古典芸能を歴史的建造物の中で上演していこうというような催しを考えられておりまして、24年25年がメインでございますが、今年度のプレイベントとして、金峯山寺蔵王堂で歌舞伎をする。来年が奈良、再来年が明日香というふうに聞いております。大変お天気にも恵まれまして、非常に賑わいを味わったところでございますが、震災の風評被害等でプレミアがつくところまではいきませんでしたが、大変満席で非常に好評なイベントでございました。これを受けて私どもも古典芸能に関連いたしまして、吉野はその題材が豊富でございますので、今後とも、こういうイベントをしていただきましたので、これにつながるようなことをしていきたいなと思っておるところでございます。9日の日に観光庁長官が来られました。これは、台風12号に関しましての被災の状況を観光庁長官としてご訪問されまして、吉野山で、吉野町と天川村と十津川村の担当者と色んな意見を交換させていただきました。観光庁長官、このピンチをチャンスに変えなさいと。この復興、一段楽した時点でタイミングをはかって、我々は元気なんだというような主調ををしろと、そういうふうなもっていきかたを逆に被災地ということでのPRも効果が大きいだろうというふうなことで、うまくタイミングを捉えてやっていけというような励ましの言葉をいただいてまいりました。続きまして10日、防災総合訓練。吉野町で初めての総合的な防災訓練をさせていただきました。議員各位におかれましても出演していただきましてありがとうございました。やっておりまして、ちょっと進行が遅いなとか、まだまだなところがたくさんありますが、とりあえずはやってみて、これの反省をもとに、また色んな指摘をいただいてますが、防災計画の見直し、自主防災組織の拡充等、色んな施策をうっていかなければならないと思っております。防災訓練自体もこれからもかたちを変えてでも充実していかなければならないと思っておるところでございます。ご協力ありがとうございました。16日、国栖の里灯り。これは、里灯りとしては2回目でございます。国栖の里観光協会を中心に、国栖の皆様方に本当に一生懸命やっていただきました。天理大学のほうから雅楽の演奏等がございました。河原での雅楽の演奏等、厳かな雰囲気のなかも含めまして、灯りのすばらしさ、また地域の盛り上がり、非常に喜んでいたところでございます。昨年よりも今年、今年よりも来年、ますますこのイベントが盛んになりまして、国栖の村おこしのはずみとなればよいかなと思っておるところでございます。続きまして17日、材木神社祭典というのがございまして、これは、連合会の建物の前に材木神社というのがございまして、今まで行ったことがなかったのですが、木のまちプロジェクトを頑張らなければならない。木のまちと言っておりますので、お招きいただきましたのでお参りさせていただきました。実は、和歌山から分社された神社でございまして、昭和の始めの頃からでございます。だからその時参加しながら、昭和の初期のこの材木市場を中心とした活気をどういうふうにもっていくかと、またそういうふうな話をまとめてみるのも、またそういう木材の歴史を一度改めて検証して、それを観光にも使えるのではないかと考えながら参加させていただきました。10月19日、吉野町マスコットキャラクー愛称選定委員会ということで、一般的にデザインの公募をさせていただきました。これは皆様方に、あるいは広報でデザインを公表させていただきました。お名前を改めて町内の方々に限っての募集をさせていただきました。そして、その審査をさせていただきました。着ぐるみも含めまして、今度の11月6日のイベントに発表するわけでございますが、お楽しみにしていただけたらありがたいかなと思っております。
  以上、行政報告でございます。改めまして慎重審議をお願いいたしまして、ご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
   
西 澤 議 長
  ありがとうございました。

  日程3 議第45号 「平成23年度吉野町一般会計補正予算(案)第5号について」を議題として上程し、議案の朗読を省略してただちに説明を求めます。
  大北参事。

   
大 北 参 事
  議第45号吉野町一般会計補正予算第5号についてご説明申し上げます。1ページをお開きください。既定の歳入歳出予算に歳入歳出それぞれ83,000千円を追加いたすものでございまして、歳入歳出の総額がそれぞれ5,053,437千円とするものでございます。それにともないまして地方債も補正いたしております。地方債の補正につきましては5ページをお開きください。公共土木災害復旧といたしまして、限度額が27,800千円とするものでございます。また追加といたしまして、小災害復旧といたしまして、10,200千円を限度額として補正するものでございます。歳出について説明させていただきます。20ページ、21ページをご覧ください。土木費でございます。道路維持費につきまして、町道の維持補修として5,000千円を計上いたしております。工事請負費に3,000千円。原材料費に1,000千円。あと、修繕料に1,000千円ということになっておりまして、災害の復旧関連でございます。それから消防費でございます。非常備消防費、原材料費といたしまして600千円。負担金補助といたしまして、消防施設整備事業補助金といたしまして300千円。合計900千円の補正でございます。災害対策費といたしましては、被災者の支援補助といたしまして、10千円を補正するものでございます。消防費の補正総額がは1,000千円となっております。次に、災害復旧費でございます。公共土木復旧費につきましての補正でございます。補正の総額は72,500千円となっております。現年補助災害復旧事業といたしまして46,000千円。事務費に2,000千円と、災害復旧工事費に44,000千円でございます。現年単独災害復旧事業につきましては、測量委託等、委託料が1,500千円と、工事請負費に16,000千円でございます。次のページにうつります。公共施設小災害復旧事業費につきましては9,000千円の補正になっておりまして、補正額のトータルが72,500千円でございます。次に、災害復旧費の農林水産施設災害復旧費でございます。補正額が4,500千円でございます。現年補助農地農業施設災害復旧事業といたしまして、工事請負費に2,900千円でございます。それから、農地農林施設小災害復旧事業といたしまして、工事費に1,600千円。合計4,500千円の補正でございます。
  ご審議のほどよろしくお願いいたします。
   
西 澤 議 長
  質疑を求めます。
  おはかりします。本案は、会議規則第39条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ございませんか。
          ( 「異議なし」の声あり )
  異議なしと認めます。
  よって、議第45号について委員会の付託を省略することに決定いたしました。

  議第45号 「平成23年度吉野町一般会計補正予算(案)第5号について」
  意見を求めます。
  おはかりします。
  本案を原案どおり可決することに異議ございませんか。
          ( 「異議なし」の声あり )
  異議なしと認めます。よって本案を原案どおり可決することに決しました。

   
西 澤 議 長
  本臨時会の日程はすべて議了いたしました。
  おはかりします。
  これをもちまして本臨時会を閉会したいと思いますが、これに異議ございませんか。     
          ( 「異議なし」の声あり )
  異議なしと認めます。

  閉会にあたり町長よりご挨拶をお願いします。

   
   
北 岡 町 長
  ご審議ありがとうございました。今、予算を通していただきまして、災害に復旧におきまして全力でやっていきたいと思います。皆様方もお気づきの点等、多々あるかと思いますので、またご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
  ありがとうございました。
   
西 澤 議 長
  これをもちまして、平成23年第3回吉野町議会臨時会を閉会いたします。ご協力ありがとうございました。

         ( 午前11時18分 閉会 )
   
 

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